幼児期に欠かせない栄養素「鉄」

幼児期に欠かすことができない栄養素のひとつ「鉄」は、幼児食に不足しがちな栄養素でもあります。幼児期は体重1sに対して、成人期の2〜3倍の鉄を必要とします。もちろん、幼児期は鉄のほかに、エネルギーやたんぱく質、カルシウムなどの栄養素も欠かすことができません。

 

しかし普段の幼児食では、鉄が不足しやすいため、意識して摂取していく必要があります。鉄は、体内に必要な酸素を体の隅々に運ぶ赤血球を作るという重要な働きがあります。また免疫力を高める働きもあるので、風邪など外からのウイルスや菌などから守る役割もあります。もし鉄が不足するなら、貧血や筋力の低下、発育遅れや疲れやすい体質などの影響がでてきます。

 

「鉄」が多く含まれている食材とは?

鉄が多く含まれている動物性の食材は、牛肉、レバー、カツオなどです。一方植物性の食材は、豆腐、納豆、きなこなどの大豆製品、ゴマなどのナッツ類、ヒジキなどの海藻類、あさりやしじみなどの魚介類、卵黄、小松菜とほうれん草などに多く含まれています。鉄はもともと、体内では吸収されにくく、動物性の鉄は15〜25%、植物性の鉄は2〜5%しか吸収することができません。

 

つまり、それらの食材を摂取しても平均10%程度しか鉄としての役割を体内で果たすことができないのです。なので、吸収率を少しでもアップさせるために工夫をすることができます。どのようにでしょうか?

 

「鉄」の吸収率をアップさせる方法とは?

鉄は、お茶に含まれているタンニンや食物繊維、ホウレンソウに多く含まれているシュウ酸、多量にカルシウムを摂取すると鉄の吸収率がダウンしてしまいます。ただでさえ吸収率が低い鉄をどのように効率よく摂取することができるでしょうか?可能ならビタミンCやたんぱく質と一緒に摂取しましょう。そして、酢、トマト、ヨーグルト、梅干しなどの酸味がある食材と一緒に摂取するなら鉄の吸収率をアップさせることができます。

 

そして鉄は、動物性のものと食物物性のものをバランスよく摂取するようにしましょう。

 

まとめ

幼児期の成長には、エネルギー、たんぱく質、カルシウム、鉄などの栄養素が主に欠かすことができませんが、その中でも不足しがちな栄養素は「鉄」です。ですから、鉄を意識して幼児食を作ることができます。鉄は幼児の体つくりに重要な役割を持っていますが、体内で吸収率しにくいという性質があります。

 

そのため、吸収率をアップさせるために、ビタミンCやタンパク質と一緒に摂取したり、酸味のある食材と一緒に料理するなど工夫して摂りいれていくことができるでしょう。

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